新潟・角田浜「なみ福」へ。楽久の味を受け継ぐ海辺のラーメン店でラーチャンを味わう

グルメ日誌

新潟市西蒲区、角田浜。
日本海を目の前にしたこの場所に、ずっと行ってみたかったラーメン店があります。

その名は、新潟ラーメン なみ福 角田浜本店

お店があるのは、海水浴場のすぐ近く。

ラーメン店というより、海辺の旅の途中でふらっと立ち寄りたくなるような、どこか開放感のある場所。

角田浜本店は、もともと日本海の前に建つ浜茶屋を改築して生まれたお店。

ラーメン“継承”の物語

原点には、新潟大学近くで長く愛されていたラーメン店、「楽久(らっきゅう)」の存在があります。

楽久は、透き通った煮干しベースのスープと細麺の新潟あっさり醤油ラーメンの名店。

メニューはラーメンかラーチャンセット(ラーメンとチャーハン)のみ。

とにかくチャーハンが美味しかった、、、女将さんが一人、厨房で腕を振るっていたのをよく覚えています。

新潟大学の目の前、学生のみならず、会社員の方など、地元の人々に長く愛された名店、楽久も2021年に閉店。

「楽久の味を伝承し、守りたい」そんな想いから、立ち上がったのがHi-STANDARD、NAMBA69の難波章浩さん。女将直々に料理を伝承してもらったとか。

そう、かつて新潟大学前で愛された楽久の記憶を、角田浜の海辺で新しく受け継いだラーメン、

それがなみ福なのです。

浜茶屋文化“継承”の物語

店内に入ると、目の前には広大な日本海と佐渡島が輝いています。

なみ福の角田浜本店は、もともと海辺にあった浜茶屋を改築して誕生。

新潟の海水浴文化は、夏になると浜茶屋が並び、食事をしたり、休憩したり、海を眺めながら時間を過ごす。しかし、時代の流れとともに浜茶屋の数は少しずつ減り、その風景も変わりつつあるのが現状。なみ福は、そんな角田浜の浜茶屋を新しい形で残し、次の世代へつないでいく場所でもあります。

つまり、なみ福は楽久のラーメンの味を受け継ぐだけでなく、新潟の海辺にある日常や記憶も受け継いでいるお店なのです。

ラーメンとチャーハンセットのお味

注文は今日の朝から決めていました。 ”もう一度、ラーちゃんセットを味わえる!”

最初にご登場は、チャーハン。

あ〜これこれ!!!

味付けされたお米の一粒一粒が、パラパラとして際立つ、この感じ!まさに楽久のチャーハンです。

その後に運び込まれたのがラーメン。

綺麗な好き透ったスープと、薄くシルクのような色合いの極細面、飾り付けは、パンチ強めのビジュアルの2枚のチャーシュー。

そして美しい見た目を持ったこちらのスープは、見た目以上に好き通った味わい。

す〜と素直に体に染み込むこのスープ、あまりに美味しく、麺をいただく前に、2−3口味見を繰り返してしまいます。

スープのベースはやはり、煮干し。ザ、煮干しのスープではなく、透き通って美しい味わいを舞台裏で支える、頼もしいバックスタッフ。

それにしても、このスープは本当に美味しい。

極細麺は少しもっちりとしていて、好き透った黄金スープと相性は抜群。

隣で構えるチャーシューは、お箸で掬い上げるだけで崩れてしまいそうになるほど、ホロホロと柔らかい。染み込んだスープとチャーシューがお口いっぱいに広がります。

ぜひ新潟観光の際には!

ぜひ、角田浜を訪れた際には、海を眺めながらこの一杯を味わってみてください。

楽久の記憶を受け継いだ、やさしい煮干しのラーメン。
角田浜の浜茶屋文化を未来へつなぐ、海辺の食堂。

なみ福は、ただお腹を満たすだけのお店ではありません。

一杯のラーメンを通して、新潟の海、街の記憶、人の想いまで感じられる場所でした。

ごちそうさまでした。

お店情報

新潟ラーメン なみ福 角田浜本店
住所:新潟県新潟市西蒲区角田浜1069-1
アクセス:JR越後線「巻駅」から約8.5km。車での訪問がおすすめ
営業時間:平日 11:00〜14:00/土日祝 11:00〜14:30
整理券配布:10:30〜
定休日:水曜日
席数:40席
駐車場:あり
支払い:現金のみ
備考:スープがなくなり次第終了

※営業時間・定休日は変更になる場合があるため、訪問前に公式サイトやSNSの確認がおすすめです。公式サイトでは営業時間・住所・水曜定休・整理券配布が案内されています。席数や支払い方法は食べログ掲載情報を参考にしています。

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