千葉でみーつけた!〇〇〇〇〇料理

グルメ日誌

千葉市中心部から、銚子までを結ぶ国道126号線。途中、東金市を通過する過程で、ガソリンスタンドの面影を残した、レストランが目に入ります。

ガソリンスタンドに、ネオンライトの「open」看板、アメリカンな雰囲気が漂いますね。

お店の名前は、、、

「東金キッチン」

堂々たる東金代表宣言を全面に出したこちらのお店は、、、

スリランカ料理屋さんなのです。そうです、それが東金代表「東金キッチン」です。

東金キッチンの店内の様子

お店の中はこんな感じ、右手のスペースには現地の食材と思われるもの並んでいます。左手奥がイートインスペースとなっていて、さまざまな形をしたパンの陳列したウィンドウケースで隔てらています。

メニューには、ビリヤニ、カレーなど聞き慣れた料理に加えて、コットゥ??それにチキン、マトン、ビーフとさまざまな種類を兼ね備えています。その中に「ドルフィンコットゥ」なるものがありました。

ドルフィン?イルカ🐬?そんな食文化は聞いたことがありません、、どういうこと?

そんなこんなで悩んでいると、お店の人が話かけてくれました

「ドルフィンコットゥ、食べたことある?」

「いいえ、、ないです、イルカ?」

イルカじゃないドルフィンコットゥ、いいよ。色々ミックス、おすすめ」

「わかりました、それではドルフィンコットゥでお願いします」

「ドルフィンコットゥ」

これが、美味しいんですよ!

コットゥとは刻んだロティをカレースパイス、野菜、チキン、マトンなどと炒めたスリランカ料理のこと。もちもち食感の刻みロティがお肉の脂とスパイスをうまく絡ませていて、とっても美味しいです。もちもち好きの人にはおすすめですよ!

ロティとは小麦粉を原料とした薄焼きのパンのことだよ。

食感といい、味付けといい、何かに似ています。

太麺の焼きそば!です。いわば、もちもち太麺カレー焼きそばと言えるかもしれません。がっつりサイズなのにパクパクといただけてしまいます。

太麺、濃厚ソースの焼きそばと言ったら、福島県浪江町のB級グルメ「浪江焼きそば」もおすすめだよ!味わいは似ている部分が多いかもしれないね。

「ドルフィン」の所以はわからなかったですが。いやぁ美味しかった!ごちそうさまでした。

コットゥのルーツ

そのルーツはタミル文化に深く根ざしており、料理名自体がその証拠です。「コットゥ(Kothu)」とはタミル語で「刻む」を意味し、この料理の独特な調理法を的確に表現しています 。

「コットゥ(Kothu)」の誕生には面白いお話があります。スリランカの東海岸沿いでロティ屋台を営む店主が、店じまいをしようとしていたところ、旅行者の一団が訪れ、店主に食事を求めました。店主の手元には、その日の売れ残りである調理済みのロティの切れ端、少量の野菜、そしてチキンカレーの残りしかありませんでした。

しかし彼は、食材がないと断る代わりに、それらの残り物を鉄板の上で刻み、混ぜ合わせて即興の一皿を作り上げました。旅行者たちはその料理を絶賛し、旅先でその美味しさを語り伝えたと言われます。これが後に「コットゥ(Kothu)」として知られる料理の原型です。

「チキンビリヤニ」

実はこの日はチキンビリヤニもいただきました。どれも美味しかったですよ。

スリランカスタイルのビリヤニ。左手奥のパイナップルとピリ辛ビリヤニがよく合うんです!
まるでパラパラチャーハン

モーニングにはスリランカお惣菜パン

どうやら、お店の人の話によると、朝は現地スリランカのお客さんが多く、朝ごはんにお惣菜ぱんを買っていかれるとか。

最上段の左手のパンは中身が気になりますね(最上段は「?」「スリランカ食パン」、中段は「ウィンナーパン」、最下段にはサイズの大きな「スリランカ食パン」が並びます)

食べててみましょう。

甘辛ソースで美味しい!のですが、中身が何なのかはわかりませんでした(ご存知の方がいらっしゃったら教えてください🙏)

追記

みなさんも国道126号線を運転することがある時は、ぜひ「東金キッチン」に立ち寄ってみてください。日本語流暢で気さくな店長さんとお話ししながら、スリランカ料理を味わってください!千葉にいながら、スリランカに旅行したような気分になりますよ!

お店情報

—— 東金キッチン ———-
〇営業時間  *営業時間はフレキシブルなので、事前にお店に確認するのをおすすめします
・木、金 : 13:00-22:00

・上記以外 : 7:00-22:00

〇住所
千葉県 丹尾 東金市 283-0824

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