いとを菓子 盛栄堂「さざえ最中」

グルメ日誌

こんにちわ!皆さんはチーバくんの足元、千葉県南房総市を訪れたことはありますか?

どうやら、チーバくんは足元にもお菓子を忍ばせていたようです。

出所: blogs.c.yimg.jp

なんとも特徴的な形をした最中。それは、いとを菓子 盛栄堂の「さざえ最中」です。

さざえ最中のお味

さざえ最中 小倉あん

  • 価格:170円(税込)
  • 賞味期限:1週間
  • 製造者:いとを菓子 盛栄堂 千葉県南房総市安馬谷1984

ゴツゴツとした形が特徴的な「さざえ最中」。本当にさざえにそっくりですね。

中身はこんな感じ。小倉あんは粒あんです。照りを見せる餡の中でも、あずきの一粒一粒がしっかりと残されています。

期待通りのねっとり餡と、ホクホク大粒の小豆。小豆そのものの甘さも感じれるぐらい絶妙な甘さの餡、非常に美味しいです!

さざえ最中のこだわり

それは、北海道十勝産の高級品種「大納言あずき」を使用していることです。こちらは粒が大きくふっくらと炊き上がり、深いコクを持つのが特徴です。

さらに、その豆の良さを最大限に引き出す工夫が、手間を惜しまない製造工程にあります。特に粒あんの製造は困難を極め、豆を潰さないように蜜に漬けて煮込む「蜜漬け」という技法が用いられますが、この工程には実に3日間を要するそうです。

このようにして豆から炊き上げられた自家製餡は盛栄堂の全てのお菓子に用いられています。

いとを菓子 盛栄堂はこんなお店

盛栄堂は、1914年(大正3年)創業、100年以上の歴史をもつ老舗和菓子店です。初代、2代目社長の時には、他社で製造されたお菓子を販売する小売店として営業をしていました1

事業の大きな転換点は、三代目社長の時代でした。それまでの仕入れ販売から、自社で商品を製造する道を選びました。そして、南房総を象徴する看板商品「さざえ最中」はこの時に考案されたのでした2

現在は4代目となる長谷川浩司さんが事業を継がれています。名門・東京製菓学校を卒業し、「菓子製造技能士一級」の難関資格も持つ和菓子職人の長谷川さんの手によって数々のヒット商品が生まれています2

項目詳細
正式名称株式会社 盛栄堂
店舗名南房総いとを菓子 盛栄堂
所在地千葉県南房総市安馬谷1984
創業1914年(大正3年)
4代目店主長谷川 浩司

いとを菓子 盛栄堂の外観

お店の前では、巨大な「さざえ最中」オブジェがお出迎え。

4代目社長は、巨大オブジェに加えて12台分の車を置ける広々駐車スペース、お客さん自ら手に取る「セルフ方式」の導入など、訪れたお客さんの便利・楽しい・美味しいを実現する取り組みを積極的に行っているようだよ。

まだまだあります!盛栄堂のこだわりお菓子

盛栄堂のこだわりお菓子はさざえ最中にとどまりません。今回紹介した「さざえ最中」は小倉あん以外にも白あんこしあんゆず青のりというラインナップを揃えているようです。ゆず青のりはどのようなお味なのでしょうか。気になりますね。

最後のくじらあげまんは、「さざえ最中」に並ぶもう一つの名物お菓子。冷凍の和菓子というのもとっても気になります。

今回載せている写真は店内の一部に過ぎません。店内を見て回るだけでも楽しい時間を過ごせそうですね。それにしても、どのお菓子も自家製のこだわり餡が使用されていると思うと、、、ぜーんぶください!と言いたくなりますね。

ぜひ皆さんもチーバくんの足元を訪れる機会がありましたら、さざえ最中オブジェが目印の盛栄堂さんに立ち寄って見てください。

参考資料

1, 株式会社盛栄堂 <いとを菓子 盛栄堂>, https://www.ofsi.or.jp/file/mng_dept/concours/R3/7.pdf

2, 盛栄堂について – 南房総 和菓子 「盛栄堂」, https://boso-seieido.com/about/

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