みなさん、元気にお過ごしでしょうか。今年は一足早かった暑さと梅雨が重なり、体調管理が非常に難しいのではないでしょうか。ちょこっとできる工夫は積極的に取り入れていきたいですね。
今回は夏バテ対策にはもってこい、栄養たっぷりの「とうもろこしの食べ比べ」企画です。とうもろこしの美味しさで梅雨のどんよりとした雰囲気を吹き飛ばしましょう。
ど平日に決まったこの企画、実はDさんから、千葉県旭市の「道の駅 季楽里あさひ」でとうもろこしが勢揃いしているという情報をもらい、購入をお願いしました!
それでは早速選手入場です!

食べ比べ選手権のやり方
それぞれのとうもろこしに番号をふり、全種類蒸し器で蒸して、味をひとつづつ食べ比べをしました。
それでは一種類づつ見ていきましょう・
おおもの
「おおもの」は、その名の通り、皮付き穂重で500g以上を狙えるジャンボサイズのイエローコーンです
そしてこれが、甘い!甘い!とってもジューシー。
純白でミルクのようなまろやかな風味と、黄色のとうもろこしよりも高い糖度を誇る「白いおおもの」なるものもあるみたいですよ。
ドルチェドリーム
白と黄色の粒が混ざり合った美しいバイカラー品種で、見た目の華やかさも特徴です。
とってもジューシー。甘さの後には、少し後味に渋みが残る感じがしました。
収穫適期より数日早く収穫する「若ドルチェ」はより柔らかくサクサクした食感、過熟気味を電子レンジで加熱する「熟ドルチェ」はコクのある甘み、土作りや肥料管理を徹底して500gを超える「メガドルチェ」、収穫直前に塩水を散布して甘みを引き締める「塩ドルチェ」など、奥深い世界が広がっています
恵味(めぐみ)
「恵味」は、つやつやとした黄色の粒がぎっしり詰まったイエロー系のスイートコーンです。もちっとした食感ととろけるような口当たりが楽しめます。
粒が綺麗〜!一粒一粒が粒立っているというのでしょうか。そしてと~ても甘い!
清水種苗は、機械収穫に適性のある品種開発にも力を入れており、「恵味スタンド88」は根張りに優れ、倒伏に強く、着穂位置が高いため機械収穫がスムーズに行えるよう開発されました。これは、生産者側の省力化ニーズに応え、持続可能な農業を支援する品種改良の方向性を示しています。
ゴールドラッシュ
「ゴールドラッシュ」は、日本で最も親しまれている黄色のとうもろこしであり、ゴールデンコーンの定番品種として広く普及しています。その特徴は、粒皮が非常に薄く、大粒であることです。
とっても甘い!のですがジューシーさには少し欠けるような気がしました。
ゴールドラッシュは病気に強いという利点も兼ね備えているよ。台風シーズンでも安定して作付けできるよう、強風でも倒れない「ゴールドラッシュ90」が開発されました。このような気象リスクに対応した品種改良は、安定供給と生産者の持続可能性を重視した結果であり、品種改良が農業経営の安定化にも寄与していることを示しています
味来(みらい)
糖度は15~18度程度と非常に高く、「ミラクルスイートコーン」とも呼ばれるほどの甘さを誇り、スイーツ感覚で楽しめると評価されています。
プラチナコーンカイ
鮮やかで艶のある美しい純白のホワイトコーンです。茹で上がりもくすみがなく、その名の通り「プラチナ級」と称されるほどの美しさを誇ります 40。糖度は20度前後、夏場には20~22度にもなる最高ランクの強甘味種です。
甘さは完熟メロンに匹敵するとも言われています
この7品種の中で一番甘い友います。一粒一粒が多肉で食べ応えあり!
ほしつぶコーン
ほしつぶコーン」は、タキイ種苗が開発した中早生の極良質イエロー種です。高糖度で甘みが強く、コーン特有の風味とコクをもった食味が特長です。
一粒一粒の食感が美味しい!甘さはそこまで高くない印象でした。焼きとうもろこしに向いているのかもしれません
結果発表
今回は三人の答えが一致しました。不動の一位は「おおもの」です!
甘くてジューシー。このパランスが取れている印象です。
ひとこと
どうですか。みなさん気になる品種ありますか?これからの時期はとうもろこしを見かけることも多いかと思います。その時には「何の品種なんだろう〜?」と少し注目してみてくださいね。今日はこっち、明日はこっちと食べ分けるのも面白いですよ
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